Vol.002
庭の灯り

 
庭の灯りとはどの様な役割なのだろうか?
 
私にとって庭の灯りはとても難しい。
 
庭を楽しむ醍醐味とは、その庭に立つ時、緑 ・風・暖かさと冷たさ・湿り気…を感じ取り、庭から繋がる大きな自然、地球、大宇宙まで感じられる事ではないでしょうか。
そのため、わずかな月明かりや星の動きを感じられるよう、決してそれらを阻害してはならないと思います。
 
しかし、夜、家の中から窓の外を眺めることは少ないのではないでしょうか。
雑誌などで紹介されているイルミネーション鮮やかな夜景には、心ときめかせ、また、日々、家事や仕事に追われていると夜、庭や外を眺める余裕はないでしょう。
しかし、そこには虫の声が聞こえたり、時には流星が見えたり、大きな満月が見えたりするのです。そこには確かに自然があり、その空は満天の星が見える高原やオーロラが見える雪原までつながっているのです。
 
忙しい毎日の中で少しだけでも自然を感じる時を作れたなら、
「庭の灯り」が夜の空を感じるきっかけに、そこに暮らす人を庭へ誘うことができればいいなと思うのです。
 
そして、
 
月の灯りや星の動きなどを最大限に引き出し、大宇宙を感じられ流、夜の庭を作ってみたものです。
 
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